『この世界の片隅に』の
ドラマ版最終回ネタバレです!
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すずさんはまだ生きていた!
私は原作や映画版は知らないのですが、
どうやらラストはドラマ版オリジナルだったようです。
ラストでは、これからカープの試合が始まる様子の
「マツダ ズーム・ズーム スタジアムひろしま」
(昔の広島球場?)が映し出されます。
そして、そこへ向かう、
近江佳代(榮倉奈々)、江口浩輔(古舘佑太郎)
そして現代の節子(香川京子)。
佳代「マジで!?ここに?」
節子「そうなんよ。野球の季節じゃ、
ずぅ~と追いかけとるんよ。カープ!
なんて言うかいね。あの・・・。」
佳代「カープ女子!」
節子「それそれ!」
その時、背後から年配男性が近づき、
節子に声を掛けます。
男性「節ちゃん!」
節子「もう来とりますか?」
男性「おりんさるじゃろ。いつもの所に。」
節子「あっ!聞こえる。」
耳元を押さえる節子。
すると一面真っ赤な応援席に場面が移り、
白髪で短髪頭の女性の後ろ姿が写ります。
女性は立ち上がり、左手を口元に添えて、
「負けんさんなよー!」
と叫びます。
着ているカープのユニフォームは
「KURODA 15番」
(なぜ“黒田”なのか、
広島ファンではない私には意味不明ですが、
何か含むところがありそうです。)
すると画面はそのすぐ後に、
戦後のすず(松本穂香)に変わり、
「負けんさんなー!ひろしまーっ!!!」
と叫びます。
更にその次には、
節子を抱っこしている周作(松坂桃李)とすずの3人が登場し、
「負けんさんなー!」
と、呉の街を見下ろしながら叫ぶシーンで
終わりました。
劇場版の片渕須直監督が2年前に
「すずさんはいま91歳」と言ったそうなので、
現在は93歳だそうです。
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視聴者のネットの反応は?
✔ 主人公の北條すずさんは、今もご健在。広島カープを応援中!
✔ すずさん(9?歳)がカープ女子になっていた!負けんさんな広島!に感動。
✔ まさか、すずさんが生きとったとは。 すずさんがあの家に住んでいないのはなんでだろう? 何か辛いことでもあったんじゃろか。 感慨深く思ってたのは、すずさんが生涯暮らしていた家だからで、今は別のところで住んでてしかも生きてるなんて、ドラマとしてなんかちょっとね。
✔ 節子さんがすずさんの所へ行くって、墓参りかと思ったら、まさかまだ生きててカープ女子になってたとは・・・。ちょっと最後は飲み込めんかったわ。
✔ 最後の白髪のおばあちゃんって、あれ、すずさんなの!?
✔ やっぱり現代パートはなくてよかったな、と思う。特に最後のカープのシーンは止めて欲しかった。
✔ 黒田さんのユニフォームを着て応援してた、白髪のおばあちゃんは、すずさん?
✔ すずさんが元気でカープ女子やっていてくれて、とても良い終わり方でした。
✔ カープ女子すずさんについての賛否は、片渕監督の話やファンアートを知ってるかどうかで反応が違いそうですな。
✔ 現代の当初のコンセプトは謎だったけど、結果的には現代の豪雨災害後の広島とリンクさせて、思いきりエールを送る形で終わっていて、この夏放送してくれて良かった。
✔ ずっと現代パートを入れる意味が分からなかった。ただラストにカープを出したことは球団創設の経緯から考えると理解できた。「負けんさんな広島!」は豪雨災害からの復興へのエールかな。テレビ版なりの工夫と覚悟が見えた気がした。
✔ アニメ版の片渕版監督がかつて、すずさんは生きていて91才でカープを・・・をとつぶやいていたのをまさか本当にやるとは・・・その為の現代編だったのか!
✔ 節子生存と突然のカープに家族全員が動揺した。
✔ 最後のカープ女子ってすずさん? いったい今何歳なの? すごいラストに困惑してる…
✔ 何でラストにカープをぶち込んできた!?と言ってる奴ら!広島カープができた経緯を調べて来い !
✔ 最後のカープ女子のクダリは無くても良かったのでは?てっきり墓参りの場面で終わるのかと思ったよ。
✔ すずさんは御歳93歳になるのか・・・。賛否別れてるけど私はカープファンのすずさん見れて嬉しかったぞ〜 !他県民からしてみるとなんじゃそりゃ?って思うかもしれんけどカープは戦後広島の復興を目指して作られた球団だし。
✔ 現代パートが「いらない」理由がここだ。すずさんのストーリーは「あそこ」で終わるから良かったんだ。現代でカープを応援する姿は見なくていい。応援しててもいいが、また姑息にも「負けんさんなよ」を足してしまった。戦争がセリーグと同等レベルまで矮小化した瞬間だ。
✔ 素晴らしい作品だった! すずさんは今も元気なんだね「負けんさんな、広島! 負けんさんな!」 は今年の災害、その他いろんな意味でってことなんだろうな。
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まとめ
ネットの意見をまとめますと、
- 最後にアルプス席で黒田投手のユニフォームを着ていた、ショートカットで白髪の女性は、現代のすずさんらしい。(カープ女子になっている?)
- すずさんの年齢が諸説飛び交っていますが、90歳代ってことだけは確か?
- すずさんらしきおばあちゃんの、カープへのエールは、今年豪雨災害に遭った広島へのエールでもある?
- カープ創設の理由を知っていれば、最後のカープのシーンは理解できるはず?
- 原作では養女(ドラマでは節子)が墓参りするので、すずさんは亡くなっている?
・・・というところでしょうか?
個人的には、原作も映画版も知らずに、
純粋にドラマ版を楽しんだので、
現代版への違和感も何もありませんでした。
(すずさんはまだご存命なんだ~!)
と、嬉しさはありました♪
そして、
東日本大震災の被災地に住んでいる私にとっては、
あの賑わう球場が映し出されていては、
豪雨災害の広島の悲惨さは全く伝わらず・・・。
『火垂るの墓』のラストで描かれた、
焼け野原からネオン輝く現代へ変わっていったシーンのほうが、
「復興」を感じました。
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